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# 日本株で1000万円稼いだ私が後悔している5つのこと

投資の世界では成功体験を語ることが多いですが、今回は少し違った角度からお話しします。日本株で1000万円の利益を出すことができましたが、振り返ると「こうすれば良かった」と思うことがいくつかあります。

これから株式投資を始める方や、既に投資をしている方々の参考になれば幸いです。私の失敗から学んでいただき、より効率的な資産形成の一助となれば嬉しいです。

## 1. 最初から長期投資の視点を持つべきだった

初めは短期間で大きな利益を出そうと、頻繁に売買を繰り返していました。手数料がかさみ、税金の負担も大きく、結果的に利益を削ってしまいました。

長期投資の複利効果は驚異的です。優良企業を見極め、配当再投資しながら長期保有していれば、もっと効率よく資産を増やせたはずです。

「時間を味方につける」という投資の基本原則を、最初から実践すべきでした。

## 2. 感情に左右されず、投資計画を守るべきだった

市場が急落すると恐怖から売ってしまい、上昇相場では興奮して買い増す—このような感情的な判断が最大の敵でした。

冷静な判断ができるよう、あらかじめ投資計画を立て、それを厳格に守るべきでした。例えば「PERが15倍以下になったら買い増し」「20%以上上昇したら一部利確」など、明確なルールを決めておくことが重要です。

## 3. 分散投資の重要性を軽視していた

「この銘柄は絶対に上がる」という思い込みから、特定の銘柄や業種に集中投資してしまいました。一時的には大きなリターンを得られましたが、リスクも大きく、精神的な負担も相当なものでした。

業種・銘柄・時期を分散させることでリスクを抑えられたはずです。投資信託やETFも上手く活用すべきでした。

## 4. 投資教育にもっと時間とお金をかけるべきだった

「とりあえず始めてみよう」と軽い気持ちで投資を始め、基礎知識が不足したまま大きな金額を投じていました。後から財務諸表の読み方や経済指標の見方を学びましたが、それまでに多くの機会損失がありました。

良質な書籍や信頼できるセミナーへの投資は、結果的に大きなリターンをもたらします。投資教育こそ、最も高いリターンを生む投資だったと実感しています。

## 5. 税金対策を早めに考えるべきだった

利益が出始めてから税金のことを考え始め、計画性のない利確で思った以上の税負担を強いられました。NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などの非課税・節税制度を最初から活用していれば、手元に残る金額は大きく変わっていたでしょう。

税制は頻繁に変わるため、常に最新情報をチェックし、専門家のアドバイスを受けることも大切です。

## まとめ:失敗を活かして次のステップへ

1000万円の利益を得られたことは幸運でしたが、上記の点に気をつけていれば、より効率的に、そしてストレスなく資産を増やせたはずです。

投資の旅に終わりはありません。これからも学び続け、過去の失敗を教訓に次のステップに進んでいきたいと思います。

皆さんも「急がば回れ」の精神で、焦らず着実に資産形成を進めていかれることをお勧めします。

最後に、投資には必ずリスクが伴います。ご自身の資金状況やリスク許容度に合わせた投資を心がけましょう。

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